薔薇(バラ)の花言葉は色で変わる?!

お花のよもやま話
  • バラ(薔薇)の色別花言葉の解説

バラ(薔薇)

英名 ローズ

花の事をよく知らない人でもこれだけは知っている!というのが「バラ」

数ある花の種類の中でも、1番品種が多く存在しており、その数はなんと2万種類以上。

その圧倒的な美しさはまさに「花の女王」

今回は、世界中の人々からこよなく愛されるバラの花言葉を詳しく解説していきます。

  • バラの花言葉

総合的なバラの花言葉は「愛」と「美」です。

バラは愛と美の象徴であり、愛する人へ気持ちを伝える花として古くから愛されてきました。

ただし、バラの花言葉は、花の色によってそれぞれ違いがあります。

赤色

  • 華やかで情熱的な赤いバラ

花言葉は、ズバリ「愛情」です。

その他、「あなたを愛しています」・「情熱」・「熱烈な恋」・「恋」・「美」・「美貌」・「私を射止めて」・「ロマンス」・「I love you」・「貞節」・「無垢で愛らしい」という花言葉も付けられています。

想いをストレートに伝えたい時には赤のバラを選べば間違いないですね。

ピンク色

  • 優しく女性らしいピンクのバラ

花言葉は、「上品」です。

その他、「おしとやか」・「気品」・「かわいい人」・「美しい少女」・「感銘」・「愛の誓い」・「温かな心」・「満足」・「愛」・「感謝」・「感銘」・「愛を持つ」・「我が心君のみぞ知る」などの花言葉も持っています。

幸せ色のピンクのバラは、眺めているだけめ穏やかで優しく温かい気持ちになりますね。

どんなシーンでもピンクのバラは大活躍です。

白色

  • ウエディングブーケにもよく選ばれる白いバラ

花言葉は、「純潔」です。

この他、「尊敬」・「心からの尊敬」・「私はあなたにふさわしい」・「無邪気」・「素朴」・「恋の吐息」・「愛の吐息」・「相思相愛」・「約束」などの花言葉も持っています。

花言葉も結婚式などの幸せな場面にピッタリですね。

青色

  • 自然界にかつて存在しなかった青いバラ

花言葉は「不可能」「存在しないもの」でしたが、

2002年に遺伝子組み換えにより、青いバラが誕生し、

花言葉が「奇跡」に変更されました。

その他、「夢かなう」・「不可能なことを成し遂げる」・「神の祝福」・「神秘的」・「喝采(かっさい)」・「称賛」という花言葉も持っています。

長年の研究者たちの努力の末、成し遂げられた奇跡の青いバラ。

新しい門出、祝福や各種お祝い事、新しい未来への応援にも良いですね。

紫色

  • 高貴でエレガントな紫のバラ

花言葉は、「気品」です。

その他、「誇り」・「高貴」・「尊敬」・「上品」・「王座」などの花言葉も持っています。

大人の女性を彷彿させる紫のバラは、お母様、お祖母様や、お世話になった上司等、年上、目上の方への贈り物にピッタリです。

オレンジ色

  • 太陽のようなパワーをもつオレンジ色

オレンジのバラの花言葉は、「絆」です。

その他、「信頼」・「すこやか」・「無邪気」・「愛嬌」・「魅惑」・「恋愛の達人」・「誰かがどこかで」・「幸多かれ」といった花言葉も持っています。

オレンジ色は、赤色と黄色の中間色で、2色の良い所をあわせ持つと言われています

エネルギーに満ちた、幸せカラーのオレンジ色。

暖かく、親しみを感じさせます。

親しい友人や家族へのプレゼントにも良いですね!

黄色

  • 元気で明るいビタミンカラー

黄色いバラの花言葉は、「友情」です。

その他、「友愛」・「平和」・「献身」・「愛の告白」といった花言葉も持っています。

ただし、黄色いバラには「不貞」・「嫉妬」・「薄らぐ愛」という花言葉もあります。

これらのネガティブな花言葉は、キリストを裏切ったとされるユダが黄色い服をきていたというのが由来だと言われています。

あまり日本では馴染みのない由来ではありますが、贈る人により気をつけたほうがよいかもしれません。

近年は、日本では6月の父の日で黄色のバラを贈るという文化が広まってきています。

仏教や日本では、黄色は「幸せの象徴」とされ、また、世界各国で黄色は「命を守る色」や「愛と信頼と尊敬を表す色」されていますので、

父の日には、信頼と尊敬を表す黄色のバラを感謝の気持ちを込めて贈ってみてはいかがでしょうか。

レインボー

  • カラフルで存在感があり、鮮やかで目を引くレインボー

レインボーのバラの花言葉は、「無限の可能性」です。

レインボーのバラは、青いバラと同様に「奇跡」という花言葉も持っています。

近年よく目にするようになったレインボーのバラは、白いバラを7色に着色したものになります。

無限の可能性を分かち合いたい人や、これからの門出へのエール等、用途は様々ですね。

  • 終わりに

人気のバラをプレゼントする機会は多いですが、

ただなんとなく選ぶのではなく、こうして色別の花言葉を意識するのも素敵ですね。

また、バラは、プリザーブドフラワーやドライフラワー等に美しい状態で加工がしやすいため、カラーバリエーションも豊富で、大変鮮やかなアレンジメントを選ぶ事ができます。

贈る側も受け取る側も嬉しい、半永久的に枯れることのないお手入れ要らずのプリザーブドフラワーで、より心のこもったプレゼントを贈りましょう。

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